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フェザーフリーという言葉を聞かれたことありますか。
日本語だと羽根不使用、ダウンを使わない寝具やジャケットなどのことを言うようです。
私はその呼び名があることを知らなかったです。
ホテルの方と話していて言葉を知りました。
(ちなみにカタカナで「フェザーフリー」でGoogle検索してもヒットしませんでした)

海外からの宿泊のお客様で「フェザーフリーの布団お願いします」と予約される方が増えてきているそうです。
ある外資系高級ホテルでは、1/3〜1/4のお客様が要望されるそう。

私はそれを聞いて「ヴィーガンからの要望だろうな」と思いましたが、ホテルのかた曰く、アレルギーの方が多いのではということでした。
羽根もアレルギーの原因になるんですね。
理由がヴィーガンにしろアレルギーにしろ、羽根を使いたくない(使えない)人が増えてきているのは間違いないようです。

フェザーを使わない これからの防寒着

イタリアの衣料ブランド『Save The Duck』は、羽根の代わりに、プラスチック製のボトルを含むリサイクルされた材料から生まれたポリエステル繊維を使ったアウターを作っています。
日本でも購入することができます。特に寒くなる季節にはポップアップで百貨店などに出店されていて、年をおうごとに店舗が広がっています。

https://savetheduck.jp/

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Save The Duckのロゴ
京都では、大丸2023.12.6〜12.12、藤井大丸2023.12.13〜2024.1.16

会社の価値観ページに使われている言葉が、素敵です。
・動物の福祉を守ることは、私たちのDNAに刻み込まれています。
・自然が私たちのインスピレーションの源です。私たちの成長は、ポジティブなインパクトを生み出すためのツールです。

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Save The Duck website の「価値観」ページより

企業として、アニマルフリーやエシカルな理念をしっかりとユーザーに伝え、その理念に賛同した人が購入する。
Save The Duck の売上は、2012年の立ち上げから10年後の22年度は、コロナ禍前の倍の売上高6000万ユーロまで伸びたそうです(繊維新聞記事より)。

我が家では、家族みんな1枚持っています。軽くて暖かくて防水性もあって、デザインはおしゃれ。何より着ていて気持ちが楽しくなります。

今年の防寒着を選ぶときには、このブランドもチェックしてみてください。

他にもお勧めとして、
スペイン発のブランド、『ECOALF(エコアルフ)』があります。こちらは、海洋プラごみを材料にして服や鞄や靴などを作っています。大阪の阪神百貨店で常設店があります。
まずは企業理念を読んでみてください。

ABOUT ECOALFSANYO ONLINE STOREは三陽商会の公式オンラインストアです。MACKINTOSH LONDON、 Paulstore.sanyo-shokai.co.jp

*写真は公式サイトより

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