京都を代表するお土産「八ツ橋」、実はヴィーガン⁈
京都を代表するお土産「八ツ橋」
京都のお土産といえば、「八ツ橋」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
京都には、約15社程の八ツ橋を作る会社があり、一番古いお店は1689年にできたといわれているようです。
八ッ橋という名前は由来は諸説あって、「六段の調べ」などで知られる箏曲の祖・八橋検校が教え伝えたと言われる京の堅焼き煎餅を琴の形に仕上げ「八ッ橋」と名付けたのが始まりだとか、橋の板の形に似ているからだとか、言われています。
パリッとした食感とたちまち広がるニッキの香りが病みつきになる「焼き八ツ橋」、もっちりした食感に包まれた皮のニッキの香りと餡が美味しい「あん入り生八ツ橋」、甘いものが苦手な人でも楽しめる皮だけの「生八ツ橋」。
実はヴィーガン・グルテンフリーなんです!
八ツ橋はヴィーガン・グルテンフリー⁈
八ツ橋は、卵・乳製品・小麦粉を使用せず、主に米粉、砂糖、桂皮末(ニッキ)などで作られています。
つまり、ヴィーガンだけでなくグルテンフリーの方もお楽しみいただけます。
京都人には馴染みのあるお土産が、実はヴィーガン・グルテンフリーという発見はとても面白いです。
およそ300年前から京都人に愛されてきた八ツ橋は、米粉を原料としたとても優しいお菓子だということが分かります。
それが長く愛されてきた理由の一つなのかもしれませんね。
(*商品によって白砂糖の種類や原料が違うので、詳しくはパッケージの裏を見てください。グルテンフリーはアレルギー対応という意味ではありません。)
海外でも人気の八ツ橋!
2023年12月6日に放送された「世界くらべてみたら」(TBS)で、全国の有名なお菓子10種類で世界に受けるお土産ランキングが発表されました。京都代表の八ツ橋は見事4位にランクイン!
世界でのランキング
<第1位>「ちんすこう」(沖縄)
<第2位>「白い恋人」(北海道)
<第3位>「うなぎパイ」(静岡)
<第4位>「八ツ橋」(京都)
<第5位>「めんべい」(福岡)
<第6位>「一六タルト」(愛媛)
<第7位>「草加せんべい」(埼玉)
<第8位>「ずんだ餅」(宮城) ※賞味期限の関係で大福タイプ
<第9位>「もみじ饅頭」(広島)
<第10位>「ういろう」(愛知)
シナモンに似たニッキの風味が、特に欧米の方からの人気が高いようです!
京都を代表する伝統的なお菓子が、世界の方々に評価いただけるのは嬉しいですね。
ヴィーガンやグルテンフリーの方にも安心して食べていただけることは、これから重要なポイントとなってゆくはずです。
特にお土産にもぴったりなので、海外のこういった商品を探しておられる方に、しっかりとアピールしていくと更に喜ばれそうです。
また八ツ橋は、生八ッ橋や八ッ橋サンドなど、現代的なアレンジを加えた八ッ橋も人気を集めています。
京都を訪れた際には、伝統と革新が織りなす美味しさをご堪能ください。
KYOTOVEGANでは飲食店だけでなく、お菓子やお土産、生活用品など幅広く、ヴィーガンの方も楽しめる情報を発信していきます。ウチの商品ももしかしてヴィーガン?と思ったら、ぜひKYOTOVEGANにご相談ください。
(執筆日:2024年2月26日)