6年前のある日
「私たちはヴィーガン(VEGAN)です。食事ができるお店を探しています」
と、ドイツ人観光客のご家族に尋ねられました。
当時の私は、「ヴィーガン(VEGAN)」という言葉の意味すら分からず、ましてやヴィーガン料理のお店が京都にあることも全く知りませんでした。
急いでヴィーガン(VEGAN)の意味を調べ、取り急ぎ居酒屋さんにご案内し、冷奴や冷やしトマトなどを注文することに。その親子にはとても喜んでいただき、何度もお礼を言われました。
このことから、「VEGAN」にとても興味が湧き、京都でVEGAN料理が食べられるお店を探して実際に食べることにしました。それをInstagramにアップすると、「助かります!」「ありがとうございます!」というコメントが続々と寄せられたことにびっくり!私の情報を必要とされている方がいたのです。
そして、この活動をしていくうちに、実は、京都にはVEGANなものが「文化」として根付いていることに気づきました。
VEGANといえば「食」のことだけのように思われがちですが、京都の衣・食・住・遊のすべてにVEGANは関わっています。
例えば、住宅。「ヴィーガンインテリア・住宅」というのが、ここ数年欧米から広がりを見せていますが、ここ京都には『漆喰』『珪藻土』『天然の木材』をメインの素材として建てる「数寄屋造」の建物が多く残っています。専門の工務店が軒を連ねるのは京都ならではです。
その京都ならではの文化的背景を、様々なシーンから切り取り、豊かな未来へと紡いでいく活動をしていきたいと思いから、2020年3月1日に、合同会社KYOTOVEGANを立ち上げました。
私の目線で京都を切り取ることで、「京都」を紹介する際には「VEGAN」という新しい切り口で見せていくことが可能です。
また、これからの未来へ向け、持続可能な取り組みや、無視できない地球の環境問題などに対して、どういった選択をしていくべきなのかという大きな課題があります。私は、「VEGAN」を社会の中に、暮らしの中に取り入れることが、この課題解決に有効な手段だと考えています。
あらゆる視点から見て、触れ、より豊かで調和的な選択をしていけるよう、この京都という街から「VEGAN」という新しい「もう一つの選択肢」を提案していきます。
京都府内のVEGANのお店の情報をInstagramで紹介する。それに合わせてビーガンマップを作成し、ホームページに掲載。
農家と店舗や人、店舗と人、企業と店舗や人を繋ぐ。ご縁を作り育てる事業。
プラントベース商品の代行営業と販売。
Online Store
学校
企業・専門学校・ホテルのセミナー
会社名 | 合同会社KYOTOVEGAN |
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設立 | 2020年3月 |
所在地 | 〒600-8403 京都府京都市下京区吉水町460 |
事業内容 | デジタルコンテンツの企画、制作、コンサルタント業、 コーディネート業、商品の代行営業・販売、セミナー事業 |
代表 | 玉木千佐代 |