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ついつい買ってしまうペットボトル

自動販売機やコンビニ、スーパーなど、、、どこにでも売っているペットボトル飲料。ついつい買ってしまう使い捨てボトルですが、私たちが未来の地球に残している「ごみ」の一部であることも事実です。

日本では、毎年およそ2200億本のペットボトルが出荷されており(※1)、その多くが最終的には海洋に流れ込み、深刻な生態系破壊を引き起こしています。プラスチックごみは、分解されるまでに数百年を要するため、私たちの世代だけでなく、未来の世代にも多大な負担をかけます。そのため、一つ一つのペットボトルを使わない選択は、私たちが長期的な視点で地球環境を守るためにできる最も簡単かつ効果的な行動の一つです。

そんな中、私たちの暮らしをよりサステナブルにするための新しい選択肢として注目されているのが「mymizu」です。mymizuは、無料で水を飲める場所(給水スポット)をアプリで検索できます。

※1「PETボトルリサイクル年次報告書2021」PETボトルリサイクル推進協議会より

mymizuとは?

2019年に日本で誕生した画期的なアプリ「mymizu」。mymizuは、無料で給水スポットを提供するアプリで、私たちが簡単に水を手に入れながら、プラスチックごみの削減に貢献できる仕組みを提供しています。

WEBサイト :https://www.mymizu.co/
アプリ(App Store) :https://go.mymizu.co/ios-ja
アプリ(Google Play) :https://go.mymizu.co/android-ja

mymizuでできること

  1. 近くの給水スポットを簡単検索

    カフェやレストラン、駅など、身近な場所で給水スポットを見つけられます。

  2. ペットボトル削減量の可視化

    給水するたびに、削減できたペットボトルの本数やCO2排出量を確認できます。

  3. 新しい給水スポットの登録

    自分が発見した給水スポットを登録し、コミュニティに貢献できます。

このアプリを使えば、近くのカフェやレストラン、公共施設など、無料で水を補充できる場所を瞬時に検索可能。自分のボトルを持ち歩くだけで、使い捨てペットボトルの消費を減らし、持続可能な社会に向けた一歩を踏み出せます。さらに、ユーザーが新しい給水スポットを追加することもでき、コミュニティ全体でサステナブルな給水ネットワークを広げていけるのが大きな魅力です。

また、給水するたびにペットボトルの削減量やCO2排出削減量がトラッキングされ、自分の環境への貢献度が可視化されます。それを個人のアクションをシェアすることで、少しずつ周りに良い影響を与え、大きな影響となっていくのではないかと感じています。多くの人がmymizuを活用することで、一人当たりのプラスチック消費量が減り、結果として自然界に残るプラスチック廃棄物の量も大幅に減少します。

さらに、mymizuは「持続可能な未来は、一人ひとりの行動から始まる」というメッセージを広げ、日常生活での小さな選択がいかに地球全体に良い影響を与えるかを強調しています。私たちがマイボトルを持ち歩くことで、自然資源の無駄な消費を抑え、エネルギーの浪費を減らすことができるのです。プラスチックの削減だけでなく、エネルギーの使用量を抑え、温室効果ガスの排出量を減らすことにもつながります。

さいごに

例えば、1人あたり年間約200本のペットボトルを削減できたとすると、(※2)それは約5kgのプラスチックごみの削減に繋がります。想像してみてください。あなたの小さな行動が、海を漂うプラスチックごみを5kg減らすことに貢献しているのです。

「でも、私の行動なんて意味がないかも…」と思うかもしれません。しかし、地球環境を守るためには、一人ひとりの小さな行動が積み重なってこそ大きな力になります。mymizuは、そんな私たちの小さな一歩を応援してくれるツールだと思います。

次回ペットボトルを買う前に、mymizuを使ってマイボトルに水を補充してみませんか?

※2(出典:PETボトルリサイクル推進協議会(2018))

 

執筆:久田愛理

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