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9月7日、小川自治会館にて「2050年CO2ゼロ どこでもトーク」でお話をさせて頂きました。
参加者は19名、60歳以上の方が多く、「ヴィーガン」という言葉を聞いたことがある方は7名いらっしゃいましたが、なぜ菜食が環境をよくするのかを具体的に知っている方はほとんどいらっしゃいませんでした。

なぜ菜食が環境につながるのか?

肉の肥育を行うには、大量の飼料や水、土地が必要です。

  • 牛肉1kgを作るために25kgの穀物が必要。
  • 1年間のアメリカ人の一般的は食事(100kg/年)では、サッカー場2面分の土地が使われます。
  • もし菜食にすると、同じ土地で14人分の食料をまかなえます。
  • 4.5キロの牛肉を作るのに45,000Lの水が必要。これは4人家族が1年間に使う量。

世界規模で見れば、「もし」みんなが菜食になったらサッカー場50億面分の農地を森林に戻せる試算もあります。   

*鈴木形成外科小児科 プラントベースホールフード食生活スタートガイドより抜粋

 

日本人の食の変化

日本人の食生活はこの 50 年余りで大きく変化しています。

1960年には1人1年当たりの食肉(牛肉・豚肉・鶏肉)供給量はわずかに3・5kgでしたが、2013年はその 10 倍の 30 kgとなりました。

一方、日本人の主食である米は115kgから 57 kgに、魚介類は 28 kg(2001年には 40 kgまで増加)から 27 kgにとそれぞれ減少しています。

 

日本人にとっての「旨味」

当日は、植物性100%の「大豆だし」を試飲していただきました。
日本人に欠かせない旨味は、鰹節だけでなく大豆からも引き出すことができます。
「思った以上においしい」「家でも取り入れられそう」との声があり、菜食をぐっと身近に感じていただけました。

 

参加者の声と多様な視点

「健康だけでなく環境にも関わると知って驚いた」 「孫に伝えたい」「昔は肉はほとんど食べない生活だった(80歳代女性)」

一方で「肉に関わる仕事をしている人もいるから言葉に配慮を」という意見もありました。

人それぞれ受け取り方が色々で良い感想を頂きました。大切なのは「違いを認め、それぞれが自分の環境に合った選択をすること」です。

今、お伝えしたいことは、まず「知って選ぶ自由」です。

お肉を選ぶか野菜や果物を選ぶか、良い良くないという二極で考えるのではなく、事実や背景を知り、自分の心や暮らしに沿った選択をする。

そしてその先には、お互いの選択を尊重し合いながら、共創と調和に向かう社会があります。

環境や食の問題をきっかけに、今以上に自然を大切し、より大きな調和を実現していくことが、これからの未来だと感じます。

未来への一歩

上京区の市民のみなさんは「日常生活の中で自分にできることは何か」と真剣に考えておられます。
菜食を少し取り入れることも、その大切な一歩です。

地球にやさしい未来は、特別な人の活動ではなく、日々の暮らしの中から始まります。

 

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