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北京の三里屯エリアに位置する「Lamdre(ラムドレ)」は、2024年度のアジアのベスト50レストランのアメリカン・エキスプレス ワン・トゥー・ウォッチ賞を受賞しました。この賞は、将来的にアジアトップ50のランキングに入る可能性が高いレストランに授与され、Lamdreはその独創性とサステイナビリティへの取り組みで高く評価されました。

Lamdreの哲学

Lamdreは、自然とサステイナビリティに対する強い哲学を洗練された料理に落とし込んでいます。

店名はチベット仏教の瞑想システムに由来し、オーナーのZhao Jia氏とベテランシェフのDai Jun氏がこの理念を軸に据え、その美しい料理へと昇華させています。そして、KYOTOVEGANとしてこのレストランに注目した一番の理由にもなるのですが、Lamdreが季節ごとに変化を遂げながら提供するメニューは、ベジタリアンメニューだというのです。

料理はシンプルで美しく佇んでおり、それでいて食材本来の味を最大限に引き出し、ジャンルや地域性を超えた美味しさを追求しています。そんな、数々の美食家たちの舌を魅了し、今年輝かしい賞を受賞されたレストランに肉や魚が使われていないということは、今後のVegan・Vegetarian業界の希望のように感じられます。

素材や体験全体へのこだわりも一流

こんなシェフの言葉が印象的でした。

「私は宗教のためだけではなく、シンプルさと独創性、精度と調和、ロマンスと内なる平和のために料理をします。」

Lamdreの理念の根幹となるのは、自然環境に配慮したガストロノミーです。国内各地の独立系農家と協業し食材を調達していると同時に、リサイクルにも積極的に取り組み、エネルギーや資源の使用を最小限に抑えるよう努力をしています。ワインは、ナチュラル、バイオダイナミック、オーガニックのみというように、食体験の全てにおいて、環境への配慮が感じられます。

今後の活躍もワクワク

この受賞は、Lamdreが北京市内における美食のメッカとしての地位を確立したことを象徴していて、将来的にアジアのベスト50レストランのランキングに名を連ねる可能性を秘めています。というのも、この賞を受賞されてきた歴代のレストランの多くは、その後世界的なレストランへと成長していくと言われているからです。

また、Lamdreの今回の受賞は、サステイナビリティと環境への配慮を重視する料理のトレンドが高まっていることを明確に示しており、他のレストランや業界全体にも大きな影響を与えると思われます。

今、世界がどこへ向かっているのか、その中で私たちがどのような立ち位置にあって、どう進んでいくことが望ましいのか。

正解はないのかもしれませんが、探求し続けていくことに意義はあります。

KYOTOVEGANとしても、より幅広い情報や知見を元に、みなさんの活動をご支援できるよう、今後もこういった潮流は常に追いかけていきます。

(編集スタッフ S)

画像出典:https://www.theworlds50best.com/asia/en/list/1-50

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