皆さんHappy Cowというwabサイトをご存知でしょうか?
Happy Cowは、世界中のビーガンやベジタリアン向けのレストラン、旅行ガイド、レシピ、健康食品などの情報を提供するメガ総合サイトです。
Happy Cow は、Instagramも運営されているのですが、先日、世界中のヴィーガン寿司のレストランを厳選してご紹介している 面白い投稿を拝見させていただきました。
そこには料理の写真も投稿されており、どの写真を見ても美味しそうで、お腹が空いてきます…
と、通常だとここまでですが、KYOTOVEGANとしては注目すべきことがありました。
それは、全部で10 店舗のレストランをご紹介されていた中で、日本のレストランはたったの1店舗だったということです。
海外の人向けのサイトだということもありますが、お寿司発祥の日本に住む私たちからすると、少し寂しい結果のように感じました。
ここで言いたいのは、日本のヴィーガン×お寿司の市場は、まだまだ可能性に満ちているのではないか、と言うことです。
(その1店舗は、京都のtu casaです)
お寿司と言っても、握り寿司、巻き寿司、いなり寿司、押し寿司、手まり寿司 など、色々な種類があります。そんななか、お魚のお寿司に親しんでいる私たち日本人にとっては、従来の寿司ネタの概念を簡単には拭うことができないのも確かです。
新鮮な魚介類を、寿司の本場、日本で握ってもらうのを楽しみにしている海外の方もいる一方で、魚介を食べることができない方が増えてきていることも事実です。そういった方にもお寿司と言う食文化を楽しんでいただく機会は大切だと思いますので、ヴィーガンのお寿司も決して邪道ではなく、一定の価値があるものだと思います。
食のカテゴリーでいうと、ラーメンはその変化が進んでいます。
日本では、まだまだヴィーガンお寿司と言うジャンルにポテンシャルが追いついてように思え、もっとお寿司と言う食文化の需要を多様性の中でとらえると、より世界中の幅広い方々に楽しんでいただくことができるのではないかと考えております。
京都では、すでに植物性のお寿司を食べられす。また、寿司を自分で作るVegan friendlyな体験する場所もあります。
*ちなみに、アメリカのシアトルや台湾の台北(なんと回転寿司)には、プラントベースミートならぬプラントベースフィッシュを使った、寿司屋があります。
このようなお店を、もっと沢山の方々に知っていただくことをKYOTOVEGANのウェブマップを使ってやっていきます。
その繋がりがKYOTOVEGANが皆様に喜んで頂けることであり、お寿司に限らずあらゆるジャンルにおいて、ヴィーガンと言う概念を掛け合わせるだけで、まだまだ開拓しきれてない可能性を事業者の方にお伝えすることができることになると思っています。
お寿司と言う今回の事例はそのうちの一つに過ぎず、食べ物・衣服・エネルギーなどなど、今後ともヴィーガンとの掛け算で、より新しい価値を共に生み出していきましょう。KYOTOVGANではそのお手伝いをさせて頂きます!