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京都にいると、日頃から和菓子に触れる機会が多く、美味しいコーヒーが頂けるカフェでも(例えば、Caffe Base NASHINOKI   ,  AG COFFEE.銀閣寺 )  見かけます。コーヒーと餡子の組み合わせは、日本人のみならず海外の方もお好きな人が増えているようです。

そんな和菓子ですが、植物性の材料を主に用いており、Veganなライフスタイルに興味のある方々にとって、そのポテンシャルは非常に高いスイーツだと言えるでしょう。

今回は、和菓子とVeganにまつわる魅力をいくつかご紹介します。

和菓子はもともとVegan?

もちろん種類によりますが、和菓子はその多くが伝統的に植物性の材料を用いて作られています。

そのため、Veganやグルテンフリーを求める方々にとって、安心して楽しめる選択肢が、実は豊富にあります。

例えば、練り切り(ねりきり)。

(練り切り。椿のかたちは1月から2月の季節を感じることができます。(菓子は京都市上京区:金谷正廣 )

 

見た目の美しい練り切り菓子は、主に餡子と白玉粉が原材料であり、どちらもが植物性の材料であるため、(精製砂糖に関する点を考慮する必要があるかもしれませんが、)練り切りのほとんどがVeganだということができます。

また、幅広い世代から人気の大福も、餅粉・餡子・砂糖といった、植物由来の素材から作られるため、既にVeganの和スイーツだと言えるでしょう。

他の和菓子を考えてみても、既に植物由来の食材から作られているものが多くあることが分かります。

白玉粉や餅粉は米粉なので、小麦が苦手な方も食べることができます。

和菓子×Veganの可能性

また、海外を発端とした最近のVegan市場の拡大から、本来は卵などの動物性食品を用いる和菓子であっても、植物性食材を代用して和菓子を作られているブランドも増えてきたように感じます。

例えば、老舗和菓子屋が開発した「焼き鳳瑞<花あづき>

このお菓子は、メレンゲ生地を作るのに卵白などの動物性原材料を使用せずに、小豆の煮汁を用いて、Veganとグルテンフリーといった幅広いニーズに応えた焼き鳳瑞を開発・販売しています。

また、1926年創業の京都の甘納豆専門店、有限会社斗六屋が「自然の恵みに手を添える。」をコンセプトにした、種と糖だけで作る古くて新しいお菓子のブランド「SHUKA」は、全てのスイーツがVegan対応であり、オンライン上でも購入できるVegan和菓子としておすすめです。

和菓子×Veganの未来

伝統や歴史を長く重ねてきた和菓子の世界ですが、Veganと掛け合わせることは難しいものではないと思います。何か特別な工夫が必要な訳ではなく、Veganという新たな観点で和菓子を眺めることで、新たな価値の発見につながると思うのです。

和菓子という日本の美意識をまとった素敵な文化を、現代の価値観や視野で眺め、再解釈しつつ後世に受け継いでいくことは、KYOTOVEGANとしても大切にしていきたいと考えております。

既にある商品が、Veganなのかどうか、どうすればVeganとしてお客様に届けていくことができるのか、

伝統や歴史を尊重しつつ、共に文化をアップデートさせていけると幸いです。

 

#和菓子

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