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—企業としてヴィーガンに取り組むことで、DEIの観点から企業価値が大きく高まる—

これは、今日のコラムでお伝えしたいことです。

近年、多様性・公平性・包括性(= DEI)は、企業の経営戦略において重要な要素として認識されてきていることは、周知の事実だと思います。

DEIの推進は、人材の獲得・育成、イノベーションの促進、顧客満足度の向上など、多くのメリットを企業にもたらすることから、一見、定量的に効果が見えにくかったとしても、長期的に見て、確かに企業価値が向上していると言えるのでしょう。

そして、ヴィーガン商品・サービスの提供は、DEIの観点からも非常に重要だと考えております。これは、ヴィーガンが単なる食生活の選択肢ではなく、動物愛護、環境保護、健康志向といった、多様な価値観に基づくライフスタイルを反映しているからです。

ヴィーガン商品・サービスがDEIに貢献する理由

企業がヴィーガンに取り組むことで、どのようにDEIに貢献できるのか…

具体的に3つの観点をあげてみました。

1. 多様性を尊重する(Diversity)

動物倫理、環境保護、健康志向などの理由でヴィーガンを選ぶ人が世界中で増えており、ヴィーガン商品・サービスを提供することで、こうした消費者の多様な価値観やライフスタイルを尊重し、受容していると、社会に向けて発信することに繋がります。

2. 公平な機会を提供する(Equity)

ヴィーガン商品・サービスが不足している場合、様々な理由でヴィーガンのライフスタイルを送っている方々は選択肢が強制的に限られてしまい、そうでない方と比べて、不公平な状況に置かれていると言えます。すべての消費者に平等な選択機会を提供し、公平性を推進できるという意味においても、ヴィーガンに取り組む意義はあるのです。

3. 包括的な顧客体験を提供する(Inclusion)

ヴィーガン商品・サービスは、ヴィーガンだけでなく、ベジタリアン、フレキシタリアン、宗教上の理由・食物アレルギーなどで特定の食事制限がある人々にも対応できます。これにより、幅広い消費者層に対して包括的な顧客体験を提供し、顧客基盤を広げることができます。

ヴィーガン商品・サービスの提供のご支援

ヴィーガン商品・サービスは実にさまざまな業種で提供されており、食品、化粧品、ファッション、ホテルなど、読んでいただいている方々の関わる業界にも必ずあると言っていいほど、その領域は拡大しています

そんな中、実際にヴィーガン商品・サービスを提供するにはどのような手順が有効なのでしょうか。

そのプロセスには、抽象化するといくつかの段階があると考えており、それが以下の三つです。

1 : ヴィーガンについて正しく理解する/受け入れる/海外(特に欧米)の動きをみること

2 : 自社の特徴や商品と掛け合わせられないか考えること

3 : それを形にして社会へと送り出し伝えてゆくこと

そしてこの過程には、消費者ニーズへの正しい理解、ヴィーガン表示の方法、動物実験や動物由来成分についてなど、一見複雑で面倒にも思えることも含まれており、企業が本格的に取り組むには一定のハードルがあることもわかります。

しかし、ヴィーガン商品・サービスの提供は、DEIを推進し、持続可能な企業経営を実現するために、今後、益々重要性を帯びてくる課題です。また、多様な消費者のニーズを理解し、高品質な商品・サービスを提供することで、企業は競争優位性を高めることにも繋がります。

このような文脈でKYOTOVEGANが取り組んだ事例として、美濃与とのVeganフロランタンの開発があります。

この事例では、京菓子原材料専門店としてこれまで培ってきた様々な種類のお米由来の食材を使い分けるノウハウは、グルテンフリートレンドのなか、貴重な強みです。

そうした強みを和菓子だけにとどめておくことなく、洋菓子にも販路を増やせるのでは…と考え、京都のVeganスイーツ専門店 petitforeau の協力を得て、最中を用いたVeganでグルテンフリーの新たなお菓子を開発するに至りました。

このような事例は、今後、詳しくコラムでもご紹介して行きたいと考えておりますが、企業や事業者様の思いや試み寄り添い、上に挙げた三つ全てのプロセスにおいて、KYOTOVEGANは全力でサポートできると自負しておりますので、是非、共に多様な価値観を受容する優しい社会を作って行きましょう。

ご連絡、お待ちしております。

 

(編集担当:村野)

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